うみねこのなく頃に3話やりました。

竜氏のおっしゃるとおり難易度はかなり低めに設定されています。ジョジョかっていうくらい説明が濃厚です。一応なぞになってて核心部分はちゃんと隠されてますが今何が起こってて何がなぞなのかという提起がちゃんとされてるのでいままでより「取り掛かるため・疑問に至るまでの難易度」が低いって感じです。
即効でEP4やりたくなりました。もう半分思考停止してて物語を読みたいだけってなってます。だって竜氏がベアトであり読者がバトラであり、ベアトは絶対に解けない魔法でバトラに勝利のかけらも無い戦いを挑んでいるんだから。これがうみねこという作品の俺なりの答え。ベアトリーチェはたしかに”い”るんだよきひひひひひひひひひひひ

さてさて数学的な見方をしましょうか。今回特に「大学の数学科そのもの」って感じ。命題がたーくさんあって、授業でそれが正しいかどうかをずーっと証明してる感じ。用語も数学っぽかったしね。内容や考察においては他のブログに任せるとして数学的な意味でうみねこ3話に言及するんだったら数点きになるところが。
1、QEDQ.E.D.
2、ヘンペルのカラスは数学ではまったく使わない
3、シュレディンガーの猫箱ってwwwwwww
4、”等式”の”対偶”

1、はちょっと間違って記述してるっていう指摘。ドットがないってのは正確な記述を好む理系的な文章では好まれず。正確な言語を用いてほしい欲求にもろに訴えかける。ゲーム理論かじってるくらいなんだから数学には精通してるはずなのに?
2、についてなんだけど、「対偶をとる」=「ヘンペルのカラス」みたいな記述になってるもしくはみたいに誤解されるような記述になっているのが気になるところ。いきなり乱用したので俺を含めた読者がついてこれてるかどうか。ヘンペルのカラスはまず常用語ではないことと、それ自体を観測しなくてもそれの特徴を示すことが出来るっていう二点がポイント。数学科的な会話では「それはヘンペルのカラスだよwww」なんていわず「いや対偶とればいいじゃん」て感じ。でも確かに「そんなの現実では不可能だよばーか」って意味の否定的な意味のヘンペルのカラスを逆向きにして陽的に使ったのは斬新だった。数学では無限集合を取り扱うから無限なんて(簡単とは言わないが)平気で取り扱える。観測する必要が無いからだ。よってこの言葉は”観測する人”が良く使うものなだけ。でもそうなると、これは推理物だから観測する必要がある彼らにはすごいマッチしてる言葉のような気がしてきた。さーせん。
3、シュレディンガーの猫 はよく知られた代名詞だけど「猫箱」って言い回し聞いたこと無いからちょっとレモンティー吹いた。面白かった。

4、あとはチェス板思考とヘンペルのカラスについて思ったことを。
式『”A=B”』に対して対偶を取ったというかチェス板思考をしました。
以降反転。
”食料をとりに行かない=屋敷に行かない”

”それでも屋敷にいった=食料以外の目的で”
という文章になるじゃないかっていう場面があった。人間感情論的にはすごい合ってるけど、数学的には言ってることはトンデモな気が。なので考えてみよう。
まずこの流れでおかしいのは”=”。=じゃなくて⇒とかの命題記号なら理解できるんだけどただの等式を命題として対偶を取るにはだいぶ数学的にめんどくさいことになると思うんですけど。

仮に=を⇒としてみれば
”食料をとりに行かない⇒屋敷に行かない”
の対偶は
”屋敷にいく⇒食料をとりに行く” となっておかしい。
それでも屋敷にいったんだからキリエは食料がほしかった事になる。
では対偶ではないとしたら、裏と逆はどうなっているのか。

”食料をとりに行かない⇒屋敷に行かない”
の裏は
”食料をとりに行く⇒屋敷に行く”

”食料をとりに行かない⇒屋敷に行かない”
の逆は
”屋敷に行かない⇒食料をとりに行かない”

チェス板思考ではどうなったかって言うと
”それでも屋敷にいった⇒食料以外の目的で” であった。
これは裏でも逆でもない。つまり論理的には真か偽どうかわからない。
よって
”それでも屋敷にいった⇒食料以外の目的で” 
という命題を否定することは出来ない。しかし肯定することも出来ないから意味が無い。言ってしまえば証明する必要も無い。

よってやっぱり=じゃないとおかしいんだ。
ってわけで
”食料をとりに行かない=屋敷に行かない”
を命題として分かる対偶を導きましょう。
(⇒)のほうの対偶はすでに出たように
”屋敷にいく⇒食料をとりに行く”
(←)の方はというと
”食料をとりに行かない←屋敷に行かない” の対偶は
”食料をとりに行く⇒屋敷に行く”

合わせると”屋敷にいく=食料をとりに行く”
という命題が出来てしまいました。
ということはキリエさんが屋敷に行くってことは食料取りに行くことしかありえません。”論理記号の上では”あのタバコが〜のくだりは全く意味を成さなかったと言えるのでは?考えてみれば行く・行かないという動詞は背反なので当たり前か?ただ、人間感情論・推理的には問題ないと思います。
あくまで頭が固い俺が”論理”と”数学”の部分に反応しただけ・思ったことなので捨て置いてかまわないです。

あ、あとベアトが最後に言ってた
筆記体は授業では使うなと授業で言われなかったか?」について。
以下反転。
ベアトの正体が一気に溶けそうになった一文。
筆記体を授業で使うなってそれ日本しかねーべ。
といってもまだやっぱりジェシカかマリアかぐらいにしか絞れない。
性別は女性と仮定する。
次にまず大人勢を除外する。
俺らの親を考えるとぜんぜん違うことを言ってた気がするから。
「なんで今の子は筆記体で書かないの?」と。
よって子供たちに焦点を絞ってみる。
うみねこのリアルな年代は捨て置いて、
作者竜氏が何気なく書いた という点で見る)
ジェシカなら年齢的にもおかしくない発言で、
マリアは年齢があれだがサヴァン症候群がある。
なんらかの飛び級的な・・・?あれ?サヴァン症候群なら
そんなレベルの低いこと言われないよな?

片翼の鷲が両翼になってる共通点もあるしジェシカが
なんらかの鍵を持ってるのかな?
とか思ったり。