私が魔法少女リリカルなのは(+A's)を勧める10の理由。

今日は勉強のアクセルが入るまでニコニコ動画にあった「戦闘シーンで見る魔法少女リリカルなのはA's」シリーズを全部ぶっ通しでみて合計六回泣きました。自分の泣いた回数カウントしてるあたりがきんも。だって無理だろ3話とかやばいし闇の書が覚醒する寸前からの展開を見たら泣くだろ常識的に考えて。略して常考

なのはのよさを考えてみる。


(注)ここでは「なのは」は「魔法少女リリカルなのは」「魔法少女リリカルなのはA's」を混同して「なのは」という枠で考えています。
(注)三期である「魔法少女リリカルなのはStrikerS」はまだ放映中なので軽く触れる程度にしておきます。

1.ロリアニメでなく燃えアニメである
 第一印象で相当損をしている。このアニメはかなり燃えアニメである。激しい。当初はとてもおとなしくてそこらへんに転がっている萌えアニメとさほど差異はなく、正直見ててつらかったが、途中から(大人の事情?w)方向を大分変更してきて「熱血魔法バトル」へと変貌する。第一期はおもになのはvsフェイト、いや本来はこれは表層面であり”本当の戦い”はもっと深いところにある。この変更がかなりきいて今のような(一部には)不動の人気を得たというわけだ。なんせ最初は萌えアニメの予定だったからキャラはすげー萌えるんだけど内容は燃えアニメとかいってまじ至れり尽くせりですよ。

2.ストーリーが相当しっかりしている
 そもそもこのアニメはエロゲの「とらいあんぐるハート3」のファンディスクについてきたものが原作になっているもので、当然原作者はそれとおなじ都築真紀さんである。エロゲのひとが書いたとあってちゃんとストーリーが一貫している。1にも書いたが"本当の戦いは深いところにある”。表面上は燃える戦い、しかしその裏で悲しみを内包している。何が善で悪で。*1誰が本当の”敵”なのか?そもそも”敵”なんて存在しているのか?フェイトが戦う理由、ヴォルケンリッターが戦う理由、それでもなのはが戦う理由。いろいろ考えさせられた後に両方には共通した背景”家族”が垣間見える。この家族愛には涙を流さずにはいられない。友人にはA'sから見てもいいよとは言わない。一期を見なくしてA'sでの感動は半減するだろう。一期のストーリーをわかってこその感動も多々ちりばめられている。
3.デバイス(≒武器)の精神がかっこいい
 熱い に分類してもいいのだが、なのはを一言で熱いといってしまうのもあれなので少々燃えの内容も紹介しておこう。デバイスと呼ばれるもので、”インテリジェントデバイス”というものがある。”喋る魔法の杖”を想像してもらえればそれが一番近い。こいつらの熱さと言ったらない。常にマスターを信頼していている忠誠心。「出来ないよ!」と言われたってマスターを”できます。私のマスターなら”と説得したり、「おまえの主はここで引くようなものだったか?と質問されれば”否!”と答える。たとえ自分が壊れてもマスターだけは守るという使命感。例を出せばフェイトvsヴィータ戦のとき、自分が真っ二つに折られてもフェイトがヴィータに攻撃される寸でのところでプロテクションを展開するといった風だ。壊れたレイジングハートバルディッシュが管理局に修理してもらったときの要求には感動した。マスターを守るために”普段はしない強化”を望んだのだ。しかも”でないと修理は終わりません”という頑固な態度に出るのも熱い。そう、このデバイスたちはみな俺がヤル!といった感じの好戦性を持っているのである。A's後期には”使ってはいけないモード”を発動させろ、と自分から言う。『打開策があります。○○モードを発動してください』「でも、そのモード使ったらあなたは…」『○○モードを発動してください』テラ頑固wwww
4.デバイスのセリフがかっこいい
 これこそ3と同じだろって言われたら削除せざるを得ないけど書かせてくださいw まず、基本的にネイティブが喋っているので適当英語とかになってないですごい本格的なのがかなり好感を持てる。ここが実は核だと自分は思っている。それは置いておいてちゃんと中身の紹介を始めよう。デバイスには基本的には2種類ある。ミッドチルダ式と呼ばれるデバイスは英語。レイジングハートはよく喋る。けっこう他人が聞いたらへこむことを平気で言うのに萌えるw なのはの砲撃があたれば「直撃ですね」と賞賛し、「やりすぎたかなあ?」と聞かれれば「いいんじゃないでしょうか?」と楽観的。三期では「昏倒させて逮捕します」という発言。昏倒ってwww(これは個人的に気に入っただけですw)バルデイッシュは無口であるがそれがかっこいい。一言の重みもある。またもう一種類のベルカ式と呼ばれるものは基本ドイツ語である。ドイツ語は小学校の音楽でツバを飛ばせるようにならないとダメだと習ったくらい、基本的に熱い言語なんだろう(相当適当w)か、デバイスのセリフも必然的に熱くなってくる。ベルカのことは自分の文章力では表現できないかもしれない。youtubeで動画でも張ってお茶を濁すとしよう。つかベルカっていうか主にグラーフアイゼンとレヴァンティン(さらにいえば柿原さんw)。

5.一人として似た魔法使いがない
 といったら言い過ぎだろうか。近距離、中距離、遠距離、魔法の様式で大分魔法も変えてくる(一人だけひたすら砲撃しかしない主人公とかいますけどw)し、デバイス(武器)にも依存して変わってくるのがまたいい。杖のレイジングハート、斧のバルディッシュ、ゲートボール(ゲボ子の由縁)のグラーフアイゼン、剣(+もう一形態の剣+もう一つw)のレヴァンティン、指輪のクラーレヴィント、他さまざまな武器によって(さすがに似てるのはあるけど)種類的にみんなそれぞれ差異があって、見てて飽きない。下の『tokinovan』さんがうpされている動画をごらんいただきたい。これまで説明した「熱さ」と「魔法の多様性」を見ていただければよいとおもいます。
http://jp.youtube.com/profile_videos?user=tokinovan&p=r
6.音楽がゲームっぽい
 なんかアニメっぽくないんですよ音楽が。特に戦闘シーンなんか某巨大企業のRPGをやってる感じのBGMがまたテンションをあげてくれる。調べたら音楽は原作の製作陣が担当しているみたいでそりゃゲームっぽいっちゃーゲームぽいのでしょうか?
7.歌が熱い
 挿入歌の入るタイミングと回数が絶妙。回数がそんなに多くなく、安売りしてないのでココぞというときに流れると思わず目からしょっぱい汗がでますw それに水樹奈々さんの歌の熱さがアニメにぴったりハマってる。これほど空気の読めた歌はないです。
8.萌えるw
 ここにきてこれかよw いや、でも正直もう4までで力使い果たしてるんで許してくださいwww 単なる萌えに至ってはそれぞれの人間の属性によってハマれば一瞬で好きになります。しかし、このアニメの場合単に萌えるだけじゃないんです。燃えアニメが入っているために容姿的なかわいさだけでなく、内面を見てかわいいといえるのです。行動萌えみたいな。ヴィータ・シグナムのはやてへの忠誠心、フェイトのプレシアへの忠誠心、いや、忠誠だけじゃないんですがすぐに思い立つのがこれだったのでw 単なる萌えの枠を凌駕した萌え、ということが言いたいのです。

9.優秀なMADが多い ここは最近巡回してまた更新する予定ですが、発掘すればするほど優秀なMADがあります。「セリフすげ替えしか能がないのか」という書き込みもニコニコ動画で見られましたが、うまくセリフをすげかえしてるので気になりませんwwwむしろセリフ挿げ替えがけっこうハマってる作品も多かったです。
http://jp.youtube.com/watch?v=INmY5vydWAU
http://jp.youtube.com/watch?v=lIFML4EgrdQ
http://jp.youtube.com/watch?v=iVn_yLgLSYk
http://jp.youtube.com/watch?v=XFV3aCOE6Ys
http://jp.youtube.com/watch?v=0Q4rJBUDJDI

10.泣ける
 これは人によりますが、自分は何回も大粒の涙をこぼしました。不思議なものです。23ですよ23。まさかアニメでこんなに泣いてる自分がいるとは、見る前では想像できなかったです。こころが洗われる様な気分になります。


おまけネタバレOKな方は再生されてください。(管理局の白い魔王とは - はてなダイアリー )(少し、頭冷やそうかとは - はてなダイアリー )

こんな戯言にお付き合いいただいて本当にありがとうございました。
なのはの魅力がちょっとでも皆さんに伝われば私は幸せです。
こんなに空気読まずに長文を自分に書かせてるのが本当になのはのすごいところです。

文章能力がないので意味不明だったり自己完結になっている部分があれば修正したいとおもいます。

(参考URL 魔法少女リリカルなのは オフィシャルサイト
(参考URL 魔法少女リリカルなのはA’s 公式ホームページ
(参考URL 魔法少女リリカルなのはStrikerS 公式ホームページ
(参考URL 魔法少女リリカルなのは - Wikipedia