TeX記述をやってみよー
はてなにわざわざ登録したのはTeXが使えるからと聞いてなので、他の設定をする前にまずこれを確かめてみねば!ちょっと前に自分用に作ったフーリエ変換関係のTeX記事があるのでそれを投下してみよう!
《1.内積とフーリエ変換》
《2.窓関数付きフーリエ変換とは》
《3.ウェーブレット変換とは》
複素関数との内積[tex:
■《2.窓関数付きフーリエ変換とは》
窓関数という概念を導入しよう。フーリエ変換では観測時間を無限で考えているが、現実の観測は有限時間で行っているためにそれに従い有限時間で計算をすればその部分以外は(周期関数であるので)繰り返しとして認識されます。
フーリエ級数で思い出してみれば、-πからπの範囲でフーリエ級数を作ればそれ以外の範囲はそれの平行移動、つまり周期関数になっていましたね。それは実際の観測ではありえない。ではどうすればいいのかというときに考えるのが窓関数です。自分が欲しい区間だけ値を持つような関数を考えるのです。例えば(0,1)のところが欲しいなら特殊関数をかけてからフーリエ変換を行います。
このように窓関数全体をとおけば、窓関数付きフーリエ変換とは窓関数をかけてからフーリエ変換を行うことに値する。
■《3.ウェーブレット変換とは》
ところでここではじめて出てくるウェーブレット変換とはその内積と、窓付きフーリエ変換の考えを一般化したものです。基底関数なるものを定義したとき、のウェーブレット変換はと表せる。基底関数とはフーリエ変換で言う核関数のようなものである。ではなぜ核関数=でなく核関数なのであるかは全く理解できない、それはこれから必死に勉強していきたい。
さあ、どうなっているかな??
2007/02/01 TeXを修正してみました。