行列の積に対する行列式

今日の自分的な大きな問題。

定理  A,Bをn次正則行列とするとき、det{AB}=det{A}det{B}が成立する。
       ただしdet{A}はAの行列式を指す

こう書いたら別に普通の定理なんですけど、この本は行列式の定義が『余因子展開』ですから、それからこの定理を導くのって結構億劫ではないですか…?w 正確には『4次以上の行列式は余因子展開で行列式の次数を減らしていって3次以下では普通に計算すればよい』ってことらしいのですよ。帰納的定義って言いますか。なんかこの弔詞だと今日はここの証明で勉強が終わりそうです。多分、普通の定義ならすぐ証明できると思うのですよ。ちょっと面倒だけどミスさえしなければ絶対出来るはず…でも余因子展開が定義の場合は先が全く見えないわけでw 同様に数学的帰納法で証明できるかなあと思ったけどn=kからn=k+1にしたときに余因子展開すると全く関係ない項しか出てきません。本当にありがとう御座いました。